安く購入するためには
競売物件の魅力といえば、その価格の安さが真っ先に挙げられることもあるほどに有名ですが、一体どのくらいの金額で落札できるのでしょうか。実際、建物にはそれぞれ違いがあるので一定の価格で落札出来るものではありません。またリフォームの必要度や権利関係の問題などで値段は大きく異なります。目安としては一般価格の3割から9割くらいとなることが多いです。しかし、通常の一般価格よりは安くなるということが普通のようです。
では、総取得費用も込みで考えてみましょう。総取得費用とは、入札した価格とは別に登録免許税、リフォーム費用、それから明け渡し費用を合計したものです。明け渡し費用とは引っ越し代、そして明け渡しの手続きに関する費用を含めたものを指しています。これら全てを少しずつ下げることによって総取得費用が下げられます。
まず、入札費用はギリギリの値段で設定するようにしましょう。もちろん相場感に乏しい素人ではその感覚を掴むのは難しいので地元の不動産会社などにアドバイスをもらうようにしましょう。リフォームについても力を貸してくれるところならば、快く引き受けてくれることでしょう。中には競売物件が苦手だというところもあるのでしっかりと選んでから決めてください。